2022/6/28

【幼少期探訪】Steve Jobs(スティーブ・ジョブズ)

養父のポール・ジョブズに抱かれた赤ん坊スティーブ・ジョブズ
ベールを脱いだスティーブ・ジョブズの伝記(1) | Joongang Ilbo | 中央日報

Appleの共同創業者の一人であり、かつCEOを務めたSteve Jobs。
幼少期について、調べてみると少し特殊な環境の下、両親の愛情を受けながら育っていた。

ジョブズに愛情を注いだポールとクララ 

ジョブズは、イスラム教徒のジャンダーリと厳格な父を持つシーブルの間に生まれる。
シーブルの父は娘の交友関係にうるさく、娘がイスラム教徒のジャンダーリと結婚をすることを認めなかった。そのため、ジャンダーリとシーブルの二人は生まれた子、ジョブズを養子にだすことに決める。

そして、ジョブズは機械工のポールと妻のクララに養子として迎えられる。

ジョブズが6歳か7歳のころ、ある女の子に「本当のお父さんやお母さんは、あなたをいらないって思ったの?」と聞かれ、ジョブズは泣きながら家に駆け込む。そこで両親がゆっくりと繰り返し言ったのが
「わたしたちは、あなたを選んだの」
両親はジョブズに養子にとった理由をポジティブに伝えている。
このことからも、両親がジョブズのことを考えて愛情を持って日々接していたことが垣間見える。

環境を整えることに徹した両親

ある日ジョブズは、自分は両親より頭がいいということに気づく。ジョブズの両親が素晴らしかったのは、そのことを認め環境を整えてあげたこと。
その頃の両親についてジョブズは以下のように述べている。

両親はふたりとも僕を理解してくれていた。僕がふつうの子じゃないとわかって大きな責任を感じたんだ。新しいものに触れらるように色々と工夫してくれたし、いい学校にいれる努力をしてくれた。僕のニーズを尊重しようとしてくれた。

スティーブ・ジョブズ Ⅰ

アップルでジョブズと一緒に仕事をしたある人は、「ジョブズは、生まれた時に捨てられたことが原因でときどき自分を抑えられず、反射的にひどいことをしてしまうことがある」と言う。
しかし、これをジョブズは否定する。

捨てられたと思ったことはないんだ。いつも、自分は特別な存在だと感じていた。両親が大事にしてくれたからだ。

スティーブ・ジョブズ Ⅰ

ジョブズは、両親からの愛情を確実に感じていたようだ。また、そのことにより自分は特別だと感じるようにもなってる。


親が子供にできることは、愛情を与えることと、環境を整えてあげるくらいと私は思っている。
非行少年にもなってしまいかねない環境の中(実際、ジョブズは15歳?頃にはマリファナを吸って父にめちゃくちゃ怒られている)、そうならなかったのは両親から深い愛情を受けていたからだと思う。
ジョブズは、小さい頃からエレクトロニクスに夢中で、イタズラ好きだった。前向きに何事にも挑戦できるためには、自己肯定感が必要だ。そのための愛情も、幼少期からジョブズは両親から受けていたようだ。

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sai

sai

1991年大阪生まれ。広島在住。2021年に第1子が誕生。
サラリーマンをしながら育児に奮闘中。週末の出来事や、子育てに関する情報など、日々の暮らし豊かにするための情報を発信します。
好きな食べ物はチキン。