2023/9/30
防湿庫は本当に必要?僕のカメラ保管場所。
こんにちは。
カメラを新しく購入したのですが、家での保管場所がなく、クローゼットの中にそのまま保管していました。カメラも高価なものなので、「カメラの保管場所ってこのままでいいんだろうか」と思って色々調べていると、カメラやレンズは湿気に弱いとのことがわかりました。
湿度を管理するための方法は複数ある中で、それぞれ検討した結果、最終的にドライボックスと乾燥剤の購入に至りました。
ドライボックスと乾燥剤の購入に至った経緯を紹介したいと思います。最後には僕が購入したドライボックスの紹介・レビューを行っています。カメラの保管方法について、検討されている方におススメの記事です。
カメラと湿気について
デジタル一眼カメラにとって天敵は「ホコリ」と「湿気」になります。
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カビはホコリと湿気が合わさると発生します。カビが一度発生すると、取り除くのは難しいらしく、高額な修理費がかかる場合もあるとのこと。
最適な湿度は、40%~50%前後になります。
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カビは湿度60%以上で、発生しやすくなります。そのため、それ以下で管理する必要があります。湿度が低すぎるのもよくないらしく、40~50%前後くらいが最適な湿度だそうです。
保管状態が悪いことが原因で高額な修理費用を払うのは、つらいですよね。なるべく最適な湿度を保ちたいところです。
防湿庫かドライボックスか。
カメラ保管時の湿度を管理する時に、選択肢の一つに挙がってくるのが防湿庫です。
私も初めは、購入を検討していました。ただ、引っかかっていたのが値段と置き場所。有名どころのメーカーの防湿庫だと、サイズにもよりますが安くても3万円からといったところでした。安くない買い物ですね。除湿の方式もいくつかあるみたいで、ペルチェ除湿方式と呼ばれる方法を取っている防湿庫は、耐用年数3~5年といわれているのだとか。乾燥剤除湿方式と呼ばれる方法の防湿庫は半永久的に使用できるそうですが、値段がかなり高めです。
また、防湿庫は電気を使うのでコンセントが必要です。そうなるとコンセントが無いクローゼットの中には設置できません。僕の家のクローゼットにはコンセントが無い(あるとこあるのかな)ので、部屋に設置をすることになります。僕は2LDKの賃貸に住んでいますが、とても置くスペースなんてない状況です。
これら値段と置き場所を解決してくれるのがドライボックスでした。値段は防湿庫よりもお手頃だし、保管場所も制約がありません。
ドライボックスのデメリットを敢えて言うとしたら、乾燥剤の交換の手間があるくらいでしょうか。
予算に余裕があって置く場所にも困らない方は防湿庫が良いでしょうが、僕みたいな予算をある程度抑えたいかつ、置き場所に制約がある方は、ドライボックスで全然いいのではないでしょうか。ネットでカメラの保管方法について調べていると防湿庫が絶対いいような錯覚に陥りそうになりますが(笑)。
僕が購入したドライボックス
そういった理由から、僕は下のドライボックスを購入しました。
購入したのは、ナカバヤシの11Lグレーです。蓋の質感がマットな感じで良いです。
サイズは横48.51cm、高さ13.72cm、縦30.48 cm。
写真のように、レンズ3本、カメラ1つ、マウントアダプターを保管していますが、まだ余裕がある感じです。サイズも大小そろっている他、高さが高いものもあるので、置き場所の状況に応じて選べそうです。
温度計が付属されています。側面に付けれるので、外から湿度が確認ができます。
蓋を閉める部分が4か所あり、若干開けたり閉めたりするのが面倒です。しっかり密閉するためには仕方がないんでしょうか。面倒くさがり過ぎかもしれませんが(笑)。
ドライボックスに乾燥剤1個付属でついていました。大きいサイズの乾燥剤ではないですが、ドライボックスに入れて少し置いておくと60%付近から50%まですぐに湿度を落としてくれます。ストックとしての乾燥剤は、ハクバさんの乾燥剤を購入しました。
いかがでしたでしょうか。少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。