2023/4/26
【ITパスポート】最短で合格するための僕の勉強方法
こんにちは。
先日、ITパスポートの試験を受け無事合格できました。(総合評価点600点以上が合格点です)
この資格を取った目的は、勤務する会社が資格手当を採用しており、この資格を取ると毎月3000円の手当が貰えるようになるからです。(なので、勉強して何かに活用したい。というよりは、受かれば良いくらいのモチベーションです。)
今回は、手っ取り早くITパスポートに合格したかった私が、「実践した勉強法」や「勉強時間」をご紹介します。
ITパスポートの資格取得を検討されている方、これから勉強を始める方におススメの記事です。
ITパスポートとは
ITパスポートの試験では、名前の通りITに関する知識の他、経営全般の知識、プロジェクトマネジメントの知識などが問われます。ITパスポートの資格を取ると、HP上では以下の能力が身につくとされています。
ITを正しく理解し、業務に効果的にITを利活用することのできる“IT力”が身につきます。
【ITパスポート試験】iパスとは
合格率は50%程度なので、勉強さえすれば誰でも取得できる資格です。
使用した参考書
勉強を始めるにあたって、まず参考書を購入しました。
私は、amazonでレビューが多くついていて評価も高かった「【令和5年度】 いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集」を選びました。
以下、使ってみた感想です。
- 解説内のイラストが多くて分かりやすい。
- 各項目ごとに「試験にはコレが出る!」という枠で内容が簡潔にまとめられていて、初めて読んだ際に、ポイントを理解しやすい。
- 各章ごとに頻出度合で厳選された過去問が約20問程あり、効率的に勉強できた。
- 効率的に合格するための勉強方法もいくつか紹介してくれていて役にたった。
合格してから振り返ってみて、この参考書を購入してとても良かったと感じました。
ちなみに、私が購入した参考書はこの一冊のみです。
勉強時間と勉強法
ざっくり言うと、僕がこのITパスポートの試験勉強に費やした時間は約60時間です。
私は社会人を10年近くやってきたので、経営全般の知識については下地はあったものの、ITの知識はほぼ皆無の状態でした。
そんな状況で始めた私の勉強方法とかけた時間について、順に解説します。(独学のみです)
①参考書の解説を読み、章ごとの過去問を解く(1章~15章まで)。 (かけた時間:20h)
まず、参考書の解説をザーッと読みます。かなりボリュームがあるので、私は章ごとなどで区切って読みました。難しい所は、項目ごとに書かれている「試験にはコレが出る!」の部分は最低限、確認しながら読みました。章などの区切りで過去問があります。「解説を読んで、過去問を解く」を15章まで一通り進めます。解説を読んでからすぐにそれぞれの内容を解くと、意外と正解できます。
②章ごとの過去問を解く。 (かけた時間:15h)
①で1章〜15章まで進めた後、もう一度、次は解説を読まずに参考書の問題を解きます。意外と記憶が飛んでいて、身についてない問題は正解できません。間違えた問題は、参考書に印を入れて進めました。
③過去問2年分を解く。(間違った問題は参考書で確認) (かけた時間:10h)
①〜②で勉強した後、過去問を解きました。過去問は公式HPでダウンロードできます。私は2年分を解きました。この時の正答率はちょうど合格ラインの6割程度。合格できそうな希望が見えてきたこの段階で、本番の試験を申し込みました。
間違った問題は、参考書の解説を読み返しながらどうして間違ったのかを確認していきました。
④巻末の総復習をチェック。 (かけた時間:5h)
参考書の巻末についていた、総復習のページを活用しました。寝る前の30分に勉強しました。
⑤③で間違った問題のみをもう一度解く。(かけた時間:5h)
過去問2年分を解いた時に間違った問題だけを、もう一度解きました。これでも間違える問題はあったので、そこは再度参考書に戻って確認しました。
⑥①や②で間違えた参考書の問題を解く。(かけた時間:5h)
最後のラストスパートで、①②で間違えた問題を解きました。それでも間違える問題もあったので、そこは繰り返し解いて、受験前は全ての問題に正解できるくらいにまでにしました。
アプリは非効率! 参考書で十分!
apple storeでは、ITパスポートの過去問が解けるアプリがあります。私もダウンロードはしましたが、結論あまり使用しませんでした。アプリには1000問近くの過去問が内容ごとに収録されています。試験頻出の問題など重要度を分けて確認できればいいのですが、そういったのもないので、端から順に解いていくことになります。1000問近くあるので、全て解こうと思ったらかなり時間がかかります。
今、改めて考えても、参考書の抜粋してくれている過去問を解いた方が効率的です。
合格のための戦略
ITパスポートの範囲にプログラミングの内容があり、過去問を見ても毎回2問程度出題されます。ただ、この内容、少し参考書を読みましたが私は理解できそうになかったので、勉強することを諦めました。本番でもプログラミングの問題が2問出ましたが、考えることはせず、てきとーに解答だけしておいて次の問題に進みました。
ITパスポートはCBT方式で、コンピューターを使用して受験します。公式HPのCBT疑似体験ソフトウェアで、事前にCBTがどういったものか自宅で体験できます。PCを持っている方は、本番前に確認しておくと安心です。
まとめ
私はなるべく楽に、効率的にこのITパスポートに合格したいという気持ちがありました。振り返ってみて、効率的な勉強の助けになったのが、「【令和5年度】 いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集」の参考書でした。頻出の過去問を激選してくれているのがとても良かったですね。
いかがでしたでしょうか。少しでも参考になれば嬉しいです!