2022/6/7
1歳からできる!成績がいい子に育てる図鑑の活用方法
長男が1歳2ヶ月になりました。1歳になる前頃から、街を走るバスに興味を持つようになり、指でよく差しています。妻が近くのDAISOでバスの写真が載っている図鑑「はたらくのりもの」を買って、子に与えたところ大変気に入った様子でした。その後、あと3冊の乗り物や電車の図鑑を購入しました。
調べてみると、図鑑は子に良い影響を与えるよう。東北大学加齢医学研究所 瀧 靖之教授の著書 『「賢い子」に育てる究極のコツ 』の内容を参考に、子供と図鑑についてまとめました。
勉強ができる人の意外な共通点
成績が伸びていった子は、幼い頃から図鑑が大好きで、よく見ていた。
東北大学加齢医学研究所 瀧 靖之の著書 「賢い子」に育てる究極のコツより
この本のタイトルになっている「賢い子」っていうのは、成績がいい子のことです。つまり、勉強ができる子。
勉強ができる人って個人的に2通りあると思っていて
①勉強をすることを努力と思っていない ②努力をすることがめちゃくちゃ得意 のどちらか。
①の勉強をすることを努力と思っていないのは、心から勉強を楽しんでいるからなんですね。
好奇心があって、勉強をしながら「知る」ことを楽しんでいる。イヤイヤ勉強している人が、楽しんでやっている人に勝てるワケがない。ここで、好奇心がある子とない子で成績に差がつきます。好奇心がある子の方が成績がいい。
単に「成績のよい子」というのは、必ずどこかで限界がきます。
東北大学加齢医学研究所 瀧 靖之の著書 「賢い子」に育てる究極のコツより
ここで言う、単に「成績のよい子」というのは、好奇心がなく、親に言われるがまま勉強して成績がよい子のイメージ。
好奇心がないと勉強がどこかで行き詰ってしまうというのは、自分も経験があります。
私自身、小学校3年生の中学受験の勉強から、大学受験まで好奇心を持って勉強した記憶はほとんどありません。そのため、中学生後半から成績に伸び悩み、そのままズルズル大学受験に突入してしまったという苦い思い出があります。大人になってから知ることが楽しくなったという人も多いのではないでしょうか。その好奇心は幼少期、早めに養った方がいい。
出来る子供の親はやっている!好奇心の育み方
この本では、好奇心を育むための方法として、「図鑑を使ってバーチャルの知識とリアルな体験を繋げてあげること」を挙げています。例えば、動物図鑑で動物に興味を持った後に、実際に動物園で実物を見る体験をさせる。バーチャルの知識とリアルを繋げてあげることにより、子供のワクワクが大きくなり、それが知ることの喜びとなり、好奇心につながります。
その他のポイントとして、親も図鑑が好きなことを示すこと。そうすることで、大人をマネて子供も図鑑を読むようになります。
図鑑は何歳からがベスト?
多くの子供は3、4歳になると、好き嫌いを自分で判断するようになります。逆にその前から身近にあったものは、自然に「好き」という判断をするようになる。「幼なじみ」って性格が「合う」「合わない」関係なく、仲がいいというのはよくあることですよね。それは、「好き」「嫌い」の判断をする前に、一緒にいたから。同じ理由で図鑑も3、4歳までに与えるとよいでしょう。うちの子は1歳ごろから図鑑を与えました。
おすすめの乗り物図鑑4選
・株式会社大創出版の「こどもしゃしんブック はたらくのりもの」「こどもしゃしんブック のりもの」
DAISOで購入しました。100円なので、初めの図鑑としていいと思います。これを買ってみて、興味がありそうだったら、他のを買ってみるでもいい。本の紙が厚紙で丈夫なのもいいですね。写真のものは、もうすでに子供がかじったりしているので、ボロボロです(笑)。
・Gakkenの「ひとりで よめる ずかん のりもの」と「ひとりで よめる ずかん でんしゃ」
この2つは、対象年齢3~6歳と記載されていますが、1歳2ヶ月現在のうちの子も興味を持って見ています。マニアでない限り大人も知らない乗り物や電車も載っています。また、この本では、それぞれの乗り物や電車に1文豆知識のようなもとが書かれています。読んでいる大人も、「へえ~」となる部分があるため、子供と一緒に楽しめるのもポイントです。
自分もこれまでの人生経験上、電車がものすごい好きで、時刻表を読み込むような子ってだいたい成績が良いような印象があります。うちの子は、今いつも図鑑!図鑑!で親の顔を見ると図鑑を読んでくれと言わんばかりに持ってきます。なかなか読むのが大変な時もありますが、好奇心を育むためと思って少しの時間でも読んであげるようにしています。